新宿 上海小籠包厨房 阿杏 の焼き小龍包
小龍包が大好きです。
新宿に美味しい小龍包のお店があると聞いたので行ってみました。
ランチのメニューは普通だけど、小龍包をつけるかどうか、と迷っていると裏面に他のメニューもありました。
一番有名なのが焼き小龍包らしいです。
じゃあ焼き小龍包のランチで。
普通のおかずにすると多そうなので、五目チャーハンにしました。
副菜とスープ、デザートの杏仁が最初に来ました。
お味は普通です。
そして五目チャーハン。
これ、冷凍の三色野菜使ってる…
グリンピース嫌い…
もう、炒飯の中に冷凍の三色野菜って全然惹かれないしガッカリです…
出来立てで熱々だし、お味は美味しいんですが具材がこれであーあ…と思いながらもそもそ頂きました。
でも焼き小龍包は美味しいんです。
熱々の焼きたてで下がカリッとして焼いているというより揚げている感じでした。
そして一口かじると肉汁がじゅわっ。
中のスープが溢れ出ます。
餡もしっかりしていて、お肉を食べているって感じです。熱々、ハフハフです。
夜に飲みに来て一品を食べて、小龍包を色々頼むと良いのかもしれません。
五目焼きめしはあんまりでしたが、焼き小龍包は美味しかったです。
ごちそうさまでした。
上海小籠包 厨房 阿杏 新宿店 (飲茶・点心 / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
目黒 能登の夜市で海鮮と日本酒三昧
毎月の四天王会です。
内訳はBL漫画家、成人男性向け漫画家、一般漫画家、そしてTL小説家です。
飲んで食べて、わーわー話す楽しい集いです。
今回は海鮮のお店にしようと、たまたまテレビで見かけた目黒の能登料理のお店を予約してみました。
メニューを見ながら、欲張りな私たちはあれもこれもとたくさん注文してしまいました。
するとお店の人が「そんなにはテーブルに乗らないし量も多いです」って教えてくれました。親切!
とりあえず、と注文を減らして一旦オーダー。
おまかせ五種盛り、二人前です。
どれも新鮮でぷりぷりとろける!一種類ずつ、魚の名前を書いていてくれるのも親切です。
最初に説明されても聞いてないしすぐ忘れるから…
ちくわの磯部揚げです。
このお店の隠れた名物らしいです。青のりの香ばしさと、揚げられたちくわの甘みがいいです。勿論、揚げたてさくさくなので美味しい!
真鯛の煮つけです。
一尾まるごとバーン!なのに1,500円…
えっ、すごい!格安じゃないですか。他のお店なら倍くらいするんじゃないかって話になっていました。
柔らかな身に、出汁をつけて食べるとたまりません。甘辛いお味が最高。
目玉など、全部食い尽くしました。
イカの肝いりガーリック炒め。
柔らかくてビールにぴったりなおつまみイカです。
肝が入っていても苦くはなくて、こってりして味が深くなっていました。
この辺りで、注文の第一陣が終わりました。
もう一回オーダーしよう、とまたメニューを熟読です。
能登豚ロース西京焼きです。
お魚だけでなく、お肉も頂きます。
豚肉と味噌がぴったりで、ご飯が欲しくなるお味でした。
いしりで茄子を炊いたやつ。
一応、野菜もオーダーしとくかーと選んだのがなすびでした。
とろとろに炊かれた茄子に、ほのかにイカの味がします。
郷土料理のようですね、初めての味でした。
お刺身を頼んだ時から、これは日本酒が欲しい!と色んな種類の日本酒を一合ずつ、ばんばん頼んでいました。
一合って小さいよね、すぐ無くなる、などと言いながら次々頼みます。
どれも美味しいです。
〆にふぐの子だし茶漬けをオーダー。
たらこみたいなぷちぷちがふぐの子なんでしょう。
これも郷土料理で、初めて頂きました。
あんまりふぐって分からないけどとにかく美味しい。
お腹いっぱい食べて、日本酒たくさん飲んで、さあお会計と頼んだ時、大体一人7千円か8千円くらいかなって思うのですが、今回の請求額は2万円でした。
えっ、少なくない?一人5千円!
とてもリーズナブルで美味しいお店でした。
また行きたいです!ごちそうさまでした。
能登の夜市 (居酒屋 / 目黒駅、不動前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
シュヴァル・ド・ヒョータン のランチ
池袋で打ち合わせをすることになって、 食べログのランチランキングで1位のこのお店に行くことになりました。
駅からちょっと歩きますが、新しく綺麗な良いお店です。
期待しながら中に入ります。
メニューにはランチの種類が3つくらいあって、お値段設定も色々でしたが、せっかくなのでコースにしました。
前菜、メイン、デザートも選べるのでどれにしようか迷います。
前菜の前にアミューズもありました。
左から、ブルスケッタの上にアボガドと卵を乗せたもの、宮崎産のカサゴ、オリーブ、ソラマメのスープ。
一品ずつがすごく丁寧で間違いなく美味しいのです。
オリーブは種を取り除いてくれているし、ブルスケッタの上の具材も小さく一口で食べられるようになっています。カサゴも新鮮で美味しい!
このお店、当たりだなってアミューズの時点で確信しました。
前菜は鮎のパテと稚鮎のカダイフ揚げにしました。
カダイフが何か分かっていないんですが、さくさくとして香ばしくて美味しい!
赤いのはスイカです。
野菜も新鮮で、パテもとろけます。パンに合う。
もう一つの、チーズとくるみのサラダもとても美味しそうでした。
メインは子羊の骨付きローストにしました。
こんなにジューシーで美味しい子羊食べたの、初めてかもしれません。
柔らかくてとろけるようなお肉に、それに合うソース。
付け合せはつくしの一種らしいですけど名前は忘れました…
骨までしゃぶりたくなるような美味しい子羊でした。
デザートはヨーグルトを詰めたびわのコンポートにしました。
ぱりぱりのお砂糖で何も見えないので角度を変えてもう一枚。
旬の琵琶なのでぷりぷりです。
厨房がちらっと見えるのですが、メインを食べ終わった後に女性シェフが琵琶の皮をむいて中をくりぬいているのが見えました。
食べる直前に丁寧に作ってくれていて、良いお店だな~と思いました。
お味も勿論最高です。
とろけるビワに中のヨーグルトが合っていて、美味しいデザートでした。
珈琲か紅茶もついていました。
このコースター、ひょうたんの形で可愛いなーと思っていたらお店の名前が
「シュヴァル・ド・ヒョータン」でなるほど~。
すごく良いお店でした。
オススメです!また行きます!
シュヴァル・ド・ヒョータン (フレンチ / 池袋駅、要町駅、目白駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
三軒茶屋 ベーカーバウンスの絶品バーガー
凄いハンバーガーのお店を見つけてしまいました。
今までの私の中での一番のハンバーガー店、
マイフェイバリットバーガーは本郷三丁目のファイアーハウスだったんですが、それと同じくらい 美味しいすごいお店です。
場所は三軒茶屋の駅から十分弱歩いた、住宅街です。
ランチタイムはドリンクが付きます。
ハンバーガーにはポテトとサラダが付いているアメリカンスタイル。
普通のハンバーガーにしようか、それとも好きな味付きのテリヤキかチリにしようか迷います。
熟考した結果、ゲットホットチリバーガーにしました。
ハンバーガー以外にも、一品メニューなんかもあります。
でもハンバーガーを食べに来たのと、これを食べたら満腹になりそうと思って見るだけで我慢です。
しばし待つと、やってきました。
やってきたお皿を見て感動です。
うわーーすごい~、見るからに美味しそう~!
ハンバーガーアップです。
写真を見ただけでまたヨダレが出てきます。
具材をこぼさないよう、バンズを合わせて袋の中に入れていただきます。
ハンバーガーが大きすぎて、一口ではなかなか全部を頂けません。
パンと野菜をかじりながら、やっとパテにたどり着いたら……
美味しい~!
お肉!という感じのジューシーなパテに、味付けもものすごく美味しいです。
出来立て熱々で、持っている手も熱いほどのバーガーにかじりつく幸せ。
もう最高でした。
リピート決定です。次もまた行かなきゃ。
そして次に行った時、同じ物を食べたいけど違う物も食べたいという贅沢な悩みが…
何をオーダーしようか、今から迷います。
それくらい美味しかったです!
ベーカーバウンス 三軒茶屋本店 (ハンバーガー / 西太子堂駅、三軒茶屋駅、若林駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
半蔵門 エリオさんのイタリアンランチ
「半蔵門に本当のイタリアンのお店があって、舌の肥えた人もよく行っている」
と十年ほど前に教えてくれたのは夫でした。
二人で年一回くらいはディナーに行っていましたが、どれも美味しくて確かに素晴らしいお店です。
半蔵門で打ち合わせをすることになったので、じゃあ打ち合わせの前にランチ行きましょうと先輩作家のY先生と待合せました。
何気にランチに来るのは初めてです。
エリオロカンダイタリアーナの扉は秘密のお屋敷のようで入るのもわくわくします。
ずっと以前、こんな風に扉の写真を外から撮っていたらエリオさんが出て来て夫とエリオさんと三人で写真を撮ったことが思い出されます。
ランチメニューです。
ビジネスランチにすることにしました。
おすすめセレクションでも美味しそうですが、かなり満腹になりそうです。
本当ならワインをボトルででも頼みたいところですが、
これから打ち合わせなので仕方なく飲まずに頂きます。
野菜サラダ。
ただのサラダのはずなのにものすごく美しくて美味しい。
野菜もどこどこ産と説明されたので、良い物なのでしょう(だがちゃんと聞いていないし覚えてもいない)
前菜はパスタやラザニアから選べましたが、ラザニアにしました。
ものすごくボリューミーです。
お味はもちろんボーノ!
濃厚なソースとチーズの味がたまりません。
しかし何せボリュームがたっぷりですのでこの時点でなかなか満腹に。
これだけでも良いランチです。
長崎のメダイ。
これまた、野菜も色々説明されましたが失念。
皮がパリッと香ばしく、また自然な味付けをされていました。
「この緑のが、何か分からないけどすごく美味しい!」
そう言うとY先生に「オリーブじゃないかな」と教えられました。
なるほど、オリーブをすりつぶしているんでしょうか。
お魚や野菜と一緒に食べると美味しかったんです。
それにしても、お魚は何とか食べられましたが、お腹がいっぱいになってしまって
パンや野菜は残してしまいました。
もっと食べたかった、けどラザニアのボリュームがすごくて。
でもラザニアもものすごく美味しくて残すなんて考えられないし……
なんてことを思っていましたが、デザートは別腹。
ぺろっといただきました。
柔らかなカステラのようなケーキといちごのムースです。
デザートも美味しくて、また昼も夜も行きたいです。
エリオ・ロカンダ・イタリアーナ (イタリアン / 半蔵門駅、麹町駅、永田町駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
恵比寿 鮨二斬のランチ
会う人に「最近、ブログ書いてないね」と言われるようになってしまいました。
すいませんサボってました…
原稿が忙しい期間はどうしてもブログが後回しになってしまい、落ち着いてから書こうと思っている間にノルマの借金がかさんでしまい、益々更新出来なくなってしまいました。
今は大きなものは提出が済んで、これからまた忙しくなるまではぼちぼち続けて行こうと思います。
海外出張が多い友人が、帰国したから寿司食べたいと言っていたので、じゃあ映画を見る前にお寿司食べようということになりました。
友人が一休レストランで予約してくれた恵比寿のお寿司屋さんに行きます。
もう一人、成人向け漫画家の友人も行くことになり3人で駅で待合せました。
が、ウカツな海外帰りの友人は西口と東口を間違えたので、別々に向かいます。
二斬と書いてにぎりと読む、面白い名前のお店です。
恵比寿の駅からちょっと坂道を上るのがなかなか大変でしたが到着です。
漫画家も小説家も、普段引きこもって座ってばかりなのでちょっと歩くだけでゼーゼーでした。
夜は高いお店のようですが、ランチはお得です。
ビールが美しい!
それに、カウンターの中では板さんが生わさびをすりおろしていたんです。
おろしたてのわさびなんて絶対美味しいに決まってます。
まこがれい。
塩がついているのでそのままで。
かれいも勿論美味しんだけど、やっぱり思った通りワサビが美味しい~。
お米が好きなのに海外出張が多い友達は「わさびより米!米が美味しい!」と言いながらも、わさびも美味しいと言っておりました。
あじ。
醤油としょうがが乗っているのでこれもそのままでいただきます。
新鮮でとろけるアジでした。
中トロがここで登場です。
もー、一口でぱくっと食べたらすぐトロもご飯もとろけて無くなってしまう感じの美味しさでした。
ミニちらしです。
この辺りで他のお客さんも来たので、板さんが何人ものお寿司をさばいていくのを見守りながらチラシを待っていました。
一つずつ丁寧に刻んで、手間暇かかってるチラシです。
タイラガイ。
ホタテかと思ったのですが、なんだかサクサクとした食感の貝でした。
白イカ。
新鮮で柔らかなイカは感動してしまう海なし県出身の私と成人漫画家。
ですが出張帰りの友人は海が近いので「新鮮ないつもの味」と言っていました。
アナゴです。
柔らかくて良いお味なのは勿論、タレがまた美味しい。
玉子焼き。
甘くておいしい玉子です。
最後のデザート。お皿も可愛い。
満足なランチでした。ご馳走様でした。
この後、駅まで歩くのは嫌だという私たちの主張により、映画館までタクシーでぴゅっと行きました。
キンプラ、面白かったです。
鮨二斬 (寿司 / 恵比寿駅、代官山駅、目黒駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
友人との思い出
先日、仲の良い友人の訃報の連絡がありました。
しばらく連絡が取れなくて、おかしいと仲間内でも話にあがっていたのです。
けれど、ひょっとしたら忙しいかもしれないし、ご家族が入院とかそんなトラブルで何かあったのかもしれないし、と返事が来るのを待って居ました。
共通の友人の一人が、一か月も連絡が取れないのはおかしいと実家に電話をかけて尋ねてくれました。
結果、倒れてそのまま亡くなられたと知らされました。
具合が悪いとか体調が良くないとか聞いたこともない元気な友人だったので、今でも信じられません。
美味しい物が大好きだった友人なので、色々なお店を教えてくれたり、差し入れを買ってくれたり、一緒に飲みに行ったりと思い出が尽きません。
友人が美味しいと教えてくれて良く行っていたのは、
東十条の埼玉屋 https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13003792/
でした。
大将は友達の顔は覚えているのに、私の顔は全然覚えてくれませんでした。
若大将は私のことも認識してくれていました。
いつも美味しくて、貪欲に色々なメニューを頼んでは平らげていました。
それから、神田のまつや https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000340/
浅草の吾妻橋藪そば https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13007981/
と言ったお蕎麦屋さんで昼酒飲み会もよくやっていました。
マメな友人は、まつやの卵焼きが予約制だと人数分の予約を電話でしてくれたり。
吾妻橋藪そばでは、たまたま出掛けた日が臨時休業で、別のお蕎麦屋さんに行ったり。
すると、その次に行く時はちゃんと電話をして臨時休業じゃないか電話で確認してくれているのでした。
吾妻橋藪そばには二人でよく行ったので、私がたまたま夫を連れて行ってあげるとお店の人が
「あら、今日はいつもの方とは違うお連れさんなんですね」
なんて笑って言われたりもしました。
吾妻橋藪そばの後には、二軒目としてよく
フルーツパーラーゴトー https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13095672/
にも行っていました。
甘い物も好きだし、飲めるしで食べ物の趣味が合っていつも楽しく外食していました。
外食だけではなく、家でも美味しい物を買いこんできて飲み食いする集いをしたり。
マキシムドパリのナポレオンパイが無くなると聞いた時は、買ってきて飲み会しようということになって、予約と買い出しもしてくれて遊びに来てくれました。
銀座ウエストの焼き菓子とか、新橋の伊勢廣の焼き鳥とか、上野みはしのあんみつとか。
誕生日プレゼントも色々くれて、私が3月生まれで3月にもらったので、4月生まれの友人にお返ししようと思っていたのに返すことが出来ませんでした。
とにかく連絡がマメでフットワークが軽く、親切な友人だったので返信が一切ないのはおかしいと思っていたんです。
後から聞いたところでは、携帯にロックがかかっているので、ご家族も携帯でしか連絡を取り合っていない私たちには訃報を報せることも出来なかったようです。
今の私にはどうすることも出来ずに、ただただ残念で悲しいです。
色んなお店に思い出がありすぎて、事あるごとに連想的に思い出してしまいます。
これからも、思い出のお店に行っては友人のことを思い出すでしょう。
Kさんのご冥福をお祈りします。