月島 能登本店のもんじゃ
実家で母とテレビを見ている時、タレントがもんじゃ焼きを食べているシーンが映りました。
母が「そういえば、もんじゃって食べたことない」と言ったので
じゃあ今度、家に遊びに来る時に一緒に行こうよ!となりました。
母が遊びにくる日、夫に「もんじゃ食べに行ってくる」と二人で行くつもりで報告したら、一緒に行く!と同行希望を出してきたので三人で月島に行きました。
能登はもんじゃ初心者にも美味しい鉄板のお店です。
3,4回来たことがありますが今回は二階の座敷に通されました。
とりあえず、もんじゃの前に牡蠣やアスパラなどバター焼きの物をオーダーします。
バターの良い香りの上に牡蠣とアスパラを乗せて絡めます。
焼き色が付いてきたらパクリ。美味しいに決まってます!
牡蠣はそのままでも美味しかったけど、ちょっと醤油を垂らしても更にウマイ!
バター醤油牡蠣は最高です。
ホルモンとカルビもオーダー。
夫と二人で来た時は、ホルモン二人前を頼んでそれだけでなかなか満腹になりましたが、今回は三人なので大丈夫。
ホルモンが美味しいのは知っていたのですが、カルビもかなりの美味しさ。
良いお肉なのでさっと焼くだけで頂けます。
とろける美味しさでした。
ホルモンも、こんがり焼いてから食べると外はかりっ、中はとろっと柔らか。
漬けタレも美味しいからビールが進みます。
さて、鉄板焼きでお腹を落ちつけたらいよいよもんじゃ。
でももんじゃの焼き方は知識として知っているけど、ちゃんと美味しく出来るかどうかは自信が無い…
そんな私たちですが、ここはお店の人に頼めば焼いてくれるのです。
レクチャーしながら焼いてくれます。
明太子もちもんじゃをオーダー。
まず、具を全部乗せて刻みながら焼いていきます。
周囲に土手を作ってその中にお汁を流し込みます。
しばらく焼いたら出来上がり。
ヘラで一口ずつすくって頂きます。
美味しい、これまたビールに合う~。
これをたべ終わってから、もう一つもんじゃ頼む?それとも焼きそばとかたこ焼きでも、と言いましたが皆はもう満腹なのでいい、と言いました。
お会計すると8千円くらいでした。
一人三千円してない。安い~。
頼むのが少なかったかもしれませんが、満足でした。
能登 本店 (もんじゃ焼き / 勝どき駅、月島駅、築地駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
銀座レカンのランチ
レカン常連の友人が居ます。
その子と一緒に行けば、おまけとしてメインのお皿にフォアグラが乗ったりシェフが挨拶に来てくれたりするのです。
一見さんより何度も来てくれるお客さんを大切にするのは当然ですね。
なので、隙あらばその友達に「またレカン行こうよ~」と言っています。
去年は三度ほど行きましたが、今年初レカンです。
接客の人も心得たもので、常連の友人に
「昨日、Aコースの中身が変わったところです」
と教えてくれました。
けれど、どうせならBコース食べたいよねー、とBを注文。
この間来たばかりの友人は、同じ物になってしまうところですが
「シェフがテーブルに来て直接コースについて話をしてくれる」
ということになりました。
そしてやって来たシェフは
「よろしければ、メインのお肉を牛フィレに変えますが」
と言ってくれたのです。
友人の顔で、お肉が牛フィレになったー!
嬉しい顔をしてご相伴にあずかります。ついでに私のメインも牛フィレに。
完全に友人の力です。ありがとう~。
パンとバター。
このパンも温かい物をくれるしバターもたっぷり使えます。
勿論美味しいです!
飲み物はノンアルコールカクテルにしました。
グレープフルーツのさっぱりした味わいが美味しかった。
いつも、このスプーンに乗せられてくる一口アミューズが美味しいんですよね~。
右からチーズのシュー、サーモン、トマトのムース。
ムースはサーモンを食べたスプーンで頂きます。
白いけどトマトの味がするという不思議な美味しさでした。
前菜はカジキマグロ。
お花畑のようですが、下にカジキマグロのカルパッチョが敷き詰められています。
新鮮で柔らかなカジキマグロは甘いし、お野菜の一つずつまでもが美味しい。
味付けも素晴らしい。
お魚は黒ソイと牡蠣。
最初、このままの状態で運ばれてきて、上からソースをかけてくれます。
チーズの味がするソースは、魚とも牡蠣とも相性ぴったり。
黒ソイは身がほろほろっとして新鮮なのが分かります。
牡蠣はキャラメリゼされているとかで、香ばしくて美味しい!
また、牡蠣を切ったら中からジューシーな牡蠣エキスが出て来て、それがソースと絡まり合うのです。そのソースを付けて魚を食べると、何重にも美味しさが広がります。
控えめに言っても最高。
さて、メインです。
もう見ただけで美味しいって分かる牛フィレです。
柔らかくって、ナイフがすっと通るし口に入れてもすぐ無くなってしまいます。
味付けは赤ワインのフォンドボーです。
よく分からないけどとにかく美味しくて、パンお代わりをオーダーしました。
お肉とパンとソースは一緒に食べたい!
付け合せの山菜やゴボウ、ジャガイモも美味しかった~。
デザートはいちごのムースとメレンゲ、アイスにシャンパンゼリーです。
メレンゲは、さくさくとしているのですが濃厚なイチゴ味がしてこんなに美味しいメレンゲ食べたの初めてです。
アイスやシャンパンゼリーとも合います。
いちごのムースとメレンゲが甘くて、その他の物はさっぱりとしていて一つのお皿の中に色んな食感と味が楽しめました。
後から挨拶に来てくれたシェフは、メレンゲのことを
「作っている時に、大仏の頭みたいと思った」
とおっしゃっていました。いや~、美味しかったです。
この中に、食べられるものは3つ。他は石です。
間違えずに選ばなきゃ!(笑)
カフェオレと一緒に、ピスタチオのマカロン、クッキー、いちごのゼリーを頂きました。
本当に美味しかった。満足です。
ありがとうSさん、また一緒に行こう~!
ロテスリーレカン (フレンチ / 東銀座駅、銀座駅、銀座一丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
東京駅 果実園のあまおうズコット
ランチの後はデザートです。
東京駅のキッチンストリートの中に、とても美味しいフルーツパーラーがあると聞いていたのです。
少しうろうろして、キッチンストリートの端にある果実園を見つけました。
少し列が出来ていましたが、すぐに席に通されました。
店内は混みあっていて、隣のテーブルとの距離が近いです。
店員さんも忙しそうですが、捕まえてオーダー。
ここではケーキのことをズコットと言うらしいです。
季節のあまおうズコットと、セットのカフェオレを注文しました。
来ました、もーすごい。苺が圧倒的なんです。
背面のアップ。いちごがこれでもかと乗せられています。
中身も苺がたーっぷり。
これが全部あまおうなんて、本当に贅沢です。
スポンジとクリームの方が少なくて、圧倒的にイチゴなんです。
もー、どこをすくってもイチゴ!ジューシーで甘酸っぱくて、とにかく美味しいです。
たまにスポンジとクリームの甘味が交わるのがまた最高。
一つのズコットで大満足でした。
ところで、夫に内緒に外食して何食わぬ顔をして家に戻って出迎える、ということを私は「完全犯罪」と表現しているのですが、この果実園は完全犯罪でした。
行ったことはバレていないし、ケーキを食べたことは秘密です。
そんな私に、夫がお土産を買ってきてくれました。
ジャーーン。
千疋屋のケーキです!
わーーい、千疋屋のケーキだーーーー今日の昼、苺のズコット食べたのに~…
一日2ケーキかーー…何で今日なの???
そう思いましたが、嫌がるわけにもいきません。
嬉しいのですが、今日はちょっと…いやでも食べなきゃ…
その日の夜、モンブランを食べてその翌日にいちごプリンを戴いたのでした……
果実園 東京店 (フルーツパーラー / 東京駅、大手町駅、二重橋前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
黒塀横丁 米沢牛黄木の牛鍋
健康診断の結果が返ってきました。
本人は健康なつもりなのですが、結果を見ればC,D,Eがずらり。
勿論、Aが異常なしでEが要再検査です。
これを見た夫は「こんなんじゃ落第」と言っていました。成績表では無い…。
ともかく再検査の予約をし、その場所が八重洲だったことから
「明日、検査に行くからついでに何か美味しいもの食べてくるわ」
と言ったところ、何と夫は
「じゃあ一緒に行く」
と言い出したのです。勿論平日お昼間です。
仕事は? 大丈夫なの??
尋ねましたが、自由の利くお仕事だから平気らしいです。
それでは検査が終われば連絡するということで、話はまとまりました。
さて検査は、全く何事もありませんでした。先生曰く
「何故これが要再検査となったのかも分からない」
という程健康でした。
これでは、ただ普通に八重洲にランチを食べに来たようなものです。
すぐに終わったのでお昼時にもなっておらず、八重洲のYAMADAで時間をつぶしつつ、黒塀横丁にやってきました。
夫に連絡すると、すぐに来て合流。
せっかくなので、良いお肉でも食べようと米沢牛のお店に入りました。
メニューを熟読します。
丼よりは牛すき重の方が食べたいけれど、値段的にそれなら牛鍋と変わらないし、牛鍋にしようかな~でもランチで2,500円を2人分って高いな~(自分一人だったらそれくらい平気で食べるくせに)
等と喋りながら結局、牛鍋にすることにしました。
鍋だから、二人同じ物にしないといけないと思っていたのですが、運ばれてきたのは一人分の小鍋でした。
別に一人が鍋、一人が丼とかでもいいわけです。ランチだからそれはそうですね…
米沢牛だ~。
見るからに良いお肉です。
カセットコンロに火を付けて、煮立つまでしばし待ちます。
セットのご飯、お味噌汁、卵、漬物。つきだしはえのきと山菜の和え物。
ご飯は多いので、夫に少し分け与えました。
お肉アップ。このサシがたまりません。
お鍋の味付けはお味噌でした。
濃い赤いお味噌のこってりした、ちょっと甘い味です。
それをしゃぶしゃぶのように、少し色の変わったお肉に付けて食べるととろけます。
お肉は見た目のまま、新鮮で柔らかく口の中で溶けるようでした。
すき焼きとはまた違った味わいです。
野菜もお肉もたっぷりだったので、満腹になりました。
夫も満足して、仕事に戻っていきます。
別れた後、私はもう一軒別のお店に行くことにしました。
そう、甘い物は別腹です。続く…
米沢牛黄木 東京店 (すき焼き / 東京駅、大手町駅、日本橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
銀座 揚八(AGEHA)の串かつランチ
最近は落ち着いて、人も少なくなってきた東急プラザ銀座。
それでもランチ時に人気のあるお店はウェイティング列が出来たりしていますが、少し時間をずらせば大体大丈夫。
そう思って平日の昼過ぎにやってきました。
数寄屋橋茶房の変わり牛丼が目当てです。
しかし! その日は映画のプレス発表を数寄屋橋茶房でするとかで、13時半からクローズと書かれています。
未だ13時過ぎ、ひょっとしたら入店できるかも…そう思いましたが、一般のお客は入れないようになっていました。ガッカリです。
映画は青春モノ邦画で、全く興味無いしランチは食べられないし、恨みだけが募ります。
渋々、フロアを変えて別のお店に入ろうと探索。串かつに決めました。
揚八と書いてアゲハと読む、らしいです。
カウンターの席に通されました。
普段なら十本は食べるんですが、その日は気が削がれたこともあって、八本でいいかな…と揚八ランチに決めました。
まずご飯、サラダ、お味噌汁、漬物が出てきます。
味付けの説明もしてくれました。
ソース、醤油、カラシ、塩、それにレモンを付けて食べるようです。
調味料入れ。
私はやっぱり、二度付け禁止よりこういう風に好きに付けるのが好きです。
カウンターの上に置かれたお皿の上に、揚げたての串が置かれていきます。
先ずは和牛。一本ずつ、オススメのソースも教えてくれます。
これはからしソースで。
ソースにからしを混ぜた物、大好きです。
混ぜ合わせて付けて、一口。
さくさくの衣に、ジューシーな牛肉。間違いないです、美味しい~。
次は海老の紫蘇巻き。塩かからし醤油ってことでしたが、塩で頂きました。
海老のぷりぷりさと紫蘇の爽やかさが、少量の塩で十分に引き立ちます。
大根のブルゴーニュ。塩かそのままで。
そのまま頂きました。
ブルゴーニュという物が何なのか良く分からなかったのですが、中の大根はとろっとして洋風の味付けでした。ベーコンが巻かれていたので、そのままでも大根の甘味とベーコンの塩気で美味しい。
豚ヒレ。ソースか、お好みでからしを。
からしソースが大好きなので、たっぷり付けて頂きました。
これも定番の美味しさ。衣のさくさくがたまらない。
コーンバターとサーモン。どちらもそのままで。
コーンバターはとうもろこしの身を芯から縦に削り取った物をそのまま衣をつけて揚げていました。バターもろこし、合う!美味しい!
サーモンはマヨネーズとかけあわされると美味しさが乗算。
名物らしい、天使のえび。レモンを絞ってお塩で頂きます。
かなり大きく豪勢な海老で、こんな天ぷら(串かつだけど)久しぶり!
塩が合う~。美味しい!
揚げ物の最期は、アスパラの豚巻き。
アスパラの姿揚げは何度も食べていますが、豚巻きにされたのは初めてです。
アスパラと豚肉は勿論ベストコンビですので、美味しさ倍増。
マヨネーズで物足りない時は塩をちょっと付けると味を変えられて良いです。
8本でもお腹いっぱい。満足でした!
デザートまで付いています。マスカルポーネのアイスクリームとガトーショコラ。
甘い物とお茶でホッと一息。
このお店がやっててくれて良かった!
今度は串の数を増やしてまた行きたいです。
串カツとワイン 揚八 (串揚げ / 銀座駅、有楽町駅、日比谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
麻布十番 エドヤのハンバーグ
実はわたくし、食べ歩きも好きですがマッサージ好きでもあります。
よく肩が凝るので、ゴッドハンドを求めてマッサージやら整体やらにあちこち行って、その時に一緒に美味しそうな物を食べるということをしております。
今回は麻布十番にリンパマッサージのお店に行くことにしたので、ランチも近くで頂きます。
食べログで検索して、予約無しで入れるお店がこちらでした。
老舗の洋食店、エドヤにしました。
いつもランチ時は混んでいるようですが、折りよくカウンター席に空きがあったので着席。オムライスや他の定番メニューとどれにしようか迷いつつハンバーグに決めました。
すぐにサラダ、スープ、お漬物が運ばれてきます。
スープはコーンスープでした。洋食屋さんの味。
ここで、せまいカウンター席なので隣の人が気になり始めました。
英語で話をしている女性二人組のうち、一人はおそらく日本人なのですが
(カウンターに図書館で借りた本が置いてあった)
ものすごく身振り手振りが激しくずっと喋っているのです。
それはまあいいのですが、彼女の目の前には既にハンバーグが置かれているのです。
刻一刻と冷めていくハンバーグに気が気じゃなくなります。
テーブルに出された時が食べ時なので、早く食べてほしいなと思ってしまいます。
フォークで刺して、やっと食べるのかと思ったらまた突き刺したままのハンバーグを置いて身振り付きでお喋りに興じている女性…
関係無いけどモヤっとするシーンでした。
程なくして、自分のハンバーグがやってきました!
この上に乗せられているぷるぷるの卵がなんとも言えません。
写真を撮った直後にすぐ食べ始めます。
出された時が食べ時!
ナイフで切り分けると湯気がほんわり漂うのがたまりません。
まずはハンバーグだけで味わいます。お肉の味がしっかりしていてジューシー。
中に玉ねぎが刻まれていたので、食感がシャキヤキしています。
多分、最初に玉ねぎだけを焼いたりせず、生のままミンチと捏ねているのでしょう。
卵と一緒に食べるのもまた美味しい。黄身が半熟です。まろやか~。
隣の人が二口しか食べていない間に、完食。
やっぱり、熱いものは熱いうちに頂くのが一番ですね。
場所柄、外国人の人が多いのか注意書きが色々、日本語と英語でありました。
持ち込み禁止、一人一品オーダー、狭い店内なのでベビーカーはたたむ、などなど。
お店の苦労が伺えました。
エドヤ (洋食 / 麻布十番駅、赤羽橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
新橋 ロックフィッシュのハイボール
流れ流れて本日四軒目のお店です。
銀座リンツカフェから少し新橋に歩いた、ロックフィッシュバーにやってきました。
四軒目とはいえ昼間から飲んでるので、まだ19時半くらいです。
近くのみどり寿司にはまだまだ行列が出来ていました。
それを横目にビルの二階に上がって行けば、奥まった場所に小さな扉。
中は立ち飲みのお客さんでいっぱい。
テーブル席が空いていましたが、三人用の立ち飲みのテーブルを勧められました。
店員さんは白いシャツや上着に黒の蝶ネクタイでとても忙しそうです。
オーダーをするのもやっとです。何度か声をかけて、しばし待てと言われながらハイボールとおつまみをオーダー。
名物、ハイボール。
氷は無しでグラスを冷やしているそうです。
さすがにお腹いっぱいでこれ以上は食べられないので、ハイボールをちびちびやりながらあーだこーだと四方山話に興じます。
アンチョビ缶とトースト。
これ、今写真を見たらヨダレが出そうになるんですけど、その時は満腹すぎて食べられず。
一つくらい食べとけば良かった~。
同じく、今なら食べられるけどその時は食べられなかったオムレツ。
上に乗っているのは山椒です。
絶対美味しいに決まってる!
しかし、これも同じく食べていません。ここが一軒目の友人のお腹に納まりました。
ロックフィッシュに来たのは二回目だったんですが、初回は早い時間に来たので座ってゆっくり飲み食いしていたように思います。
今回はサラリーマンたちで満員で、さっさと飲んで撤退。
後から合流した友人もお腹が落ち着き、今なら甘い物でも食べられると言っていましたが流石に解散しました。
こうして、長い一日は終わりました。いやー楽しかった。
ロックフィッシュ、次は一軒目か二軒目に行きたいです。
ロックフィッシュ (バー / 内幸町駅、銀座駅、日比谷駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5