京都 味ふくしまの籠お弁当
今年の1月、たまたま行ってとっても美味しかった味ふくしま。
今回、京都に行くけれど別のお店にしようかな~どうしよう、と迷いました。
でも絶対美味しいものを食べられるって分かっているので、味ふくしまさんに決定です。
友人と祇園四条で待ち合わせして、お店までしばし散策です。
この日も観光客がたくさんでした。
とりあえずビール。
グラスがものすごく薄いガラスで、本当にガラスなのか、持っていても軽すぎてガラスのコップだと認識出来ないほどの凄いものでした。
その冷えた軽く薄いグラスで飲むビールはもう最高です。
先付は焼きいちじくでした。上にまぶされているのはゴマです。
何だか変わってるな?と思いつつ口に運ぶと、とろける美味しさ。
やっぱりここは間違いないです。
お椀も美しい。さすが割烹の器です。
中身はキスと叩きオクラです。
お出汁がなかなか味わえない、上品なのにしっかりした美味しさなんです。
和食って美味しい、日本人で良かったという月並みな感想を言い合いながら食べいただきました。
よこわのタタキです。
これ、前回も出たので美味しいというのは知っています。
「やったー、これすごく美味しかったんだよ~」
と友達に嬉しい顔をして言いながらまずは一口。
しっとりとしているヨコワは、タタキの筈なのにものすごく新鮮。
タレやみょうが、大根も全てが美味しい。
次は加茂茄子の煮びたしです。
この上に乗っているのは鰹節ではなく、まぐろ節のような気がします。
厚めに削ってあって、香りも風味も良い。
勿論、茄子もとろけます。
この辺りで日本酒に変えました。
以前は松本にしたので、今回は風の森です。
冷酒のお猪口も薄くて軽い。飲みやすくてくいっといってしまいました。
友人はあまりお酒が得意ではないのですが、少し味見をして「飲みやすい!」と言っていました。
次は一口サイズのハモ寿司です。
小さいと思ったけれど、ぎっしりとご飯がつまっているのでなかなかボリューミー。
ハモってなかなか食べる機会がないので、美味しいお店でいただけるのは嬉しい。
次はメインのお弁当です。
竹籠のフタも可愛い。
俵形のご飯は新ショウガのご飯です。
それからハモとキュウリの酢のもの、出し巻、マナガツオの幽庵焼き、とうもろこしのかき揚げ、たこの煮つけ、黒豆の枝豆、生麩田楽、です。
たくさんの品を覚えようと必死にメモしているのに、友人が
「なあなあ、黒豆の枝豆って言ったら美味しんぼに出てくるねんけどな」
と話しかけてきて、笑ってしまってなかなか覚えられませんでした。
知ってる~!妹も黒豆の枝豆を見るたびに同じ事言ってくる!www
黒い枝豆を見て「こんなの腐ってる!」って投げつけられた豆が額にビターンって当たる回でしょ!www
そんなことを言いながら、美味しく頂きました。
ご飯はお代わり出来ますが、今回も無理です。
でもデザートは別腹。
桃のコンポートとマスカットです。
美味しくさっぱりしているので、ペロッと完食です。
マスカットを食べたのは今年初めてかも。
どれもこれも美味しい季節のお料理でした。
また行きます。
味 ふくしま (京料理 / 祇園四条駅、河原町駅、三条京阪駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0